これからの児童発達支援に求められることってなんだろう?



こんにちは。

株式会社Ecoldの中山です。


児童発達支援とは、2012年の児童福祉法が改正された際にこれまで障害種別にあった施設が一元化され、障がいのある子供が地域で療育や支援を受けやすくするために作られた制度だ。現在は児童発達支援と地域支援を行うそれぞれの地域の中核的な施設である児童発達センターとワタシたちが運営しているような地域にたくさんある児童発達支援事業所がある。


対象は療育が必要と認められた未就学の子ども。実際には保健センターでの検診などで保健師さんから「ちょっとここが他の子より遅いかな〜」と言われたり、保育園・幼稚園で先生から専門のところで見てもらった方がいいのでは?などと勧められた方が通っていることが多い。


利用をするには市町村が発行する「障害児通所支援受給者証」が必要。特に療育手帳や精神障害者保健福祉手帳、身体障害者手帳がなくても利用ができる。


費用は世帯年収により月の上限金額が決まっており、支給決定された日数の中で何回利用しても上限金額を超えることはない。上限金額に達しない利用の場合は1割負担だ。現在は保育無償化が適用されているので、多くのかたが自己負担額ゼロで(実費利用分は除く)利用できているのが現状。


ワタシたち事業所側は市町村から給付費という形で利用1回につき10000円〜15000円くらいの収入を得て、事業所を運営している。


児童発達支援には「児童発達支援ガイドライン」というものがあり↓↓

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000171670.pdf


事業所はこれに基づいて療育を行わなくてはならない。


基本理念の一番最初に「障害のある子ども本人の最善の利益の保障」って書かれてる。「障害のある子どもの支援を行うに当たっては、その気づきの段階から、障害の種別にかかわらず、子ども本人の意思を尊重し、子ども本人の最善の利益を考慮することが必要である。」これができているんだろうか?といつも考える。


というところまでが、児童発達支援事業の概要。


では、今後求められることってなんだろう?


色々な特色のある事業所があるが、ワタシたちが運営するエコルドを利用している方は軽度〜中度の知的障がいの子ども・発達障がいとそのグレーゾーンと言われる子どもが多い。


幼児期の悩みって、①言語面の発達 ②身体面の発達 ③コミュニケーションの問題の3つが主なことが多い。もちろん他にもたくさんあるけど集約するとこの3点をあげる方がほとんど。言語・身体面に関してはエビデンスに基づいたプログラムをエコルドでは提供している。コミュニケーションに関しては小集団でのプレイセラピーの形をとっている。ICT療育を導入するまではこれで充分かな〜と思っていた。


前回ITリテラシーに関して色々書いたけど、ワタシも実はそんなにITに強いわけではなかったし「ITリテラシーってなんですか?」って感じだった。最初にプログラミングを導入した時も実際「プログラミングゼミ」を自分で進めてみたのだけど途中で挫折して当時エコルドに通っていた中学生の天才少年に教えてもらったほど・・・(笑)おかげで出来るようになりました、ありがとう。


そんな中、「これは面白い!」と思って導入を決めたPepperとICT療育。


そこで「21世期型スキル」というものがある、と学んだ。


何度も書いてるので、またか!!だけど


「21世紀型スキル」とは創造力・チームワーク力・ICT活用力などをいい、これからの未来のために必要な能力、と言われている。


幼児期には、子ども達がクリエイティブな活動やチームワーク活動に関心をもち、成功体験を得られることが何よりも大切。「KitS Green」のカリキュラムを取り入れることにより、21世紀を生きる子どもたちの“いきる力”を育てるのだ。



幼児期からITの使い方をまず学んで欲しい。iPadはゲームができたり動画が見れたり楽しい

デバイスであるけれども、それだけじゃない。iPadを使って新しいことができたり、自分の可能性を広げてくれる道具なのだ!ということを小さいうちから知って欲しいと思う。


そしてこのITを道具として使いこなして創造性を高めたり、仲間と協力して新しいものを作ったり、お互いの作品を認めたり褒めあったりなどいろんなことを体験して欲しいと思う。


子どもの頃にやりこんだ体験や感覚、人と一緒に頑張れた成功体験や達成感、失敗しても何度も挑戦して成功した体験をたくさん経験することで非認知スキルが育まれ、これは大人になった時に役立つと言われているのだから。



これを踏まえ、これからの児童発達支援では従来からの療育に加え、必ずIT・ICTを取り入れていくべきだ、と思う。


だってガイドラインに「障害のある子ども本人の最善の利益の保障」って書いてあるじゃん。「子ども本人の最善の利益=将来絶対来ると言われているITを使わないと仕事ができない時代。その時代にITを使う側の人間として働ける土台を作る」ってことじゃないかな?とワタシは思います。


ちなみにこの写真は先週土曜日、エコルド豊中桜塚教室にてKitS Greenの「アートポン!」をした時のもの。モニターが小さいのがネックなのだけど、みんなしっかり自分の作品を発表できました。いつも思うのだけど、自分の作品が映し出され、動いているのが不思議だ!という感動の表情とどこを工夫したのかみんなの前でプレゼンし「すごいね〜」と拍手をしてもらえた時・逆にお友達の作品を見て「すごい〜」と言えている時の表情がとても素敵でした。



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